今回、
訪れた場所の中で1番郊外に位置する'Cuadra San Cristobal'サンクリストバル厩舎。
ウーバーで行ったのですが、途中でバラガンが建設したサテライトタワーも見れました。ラッキー
サンクリストバルの厩舎は'Los Clubes(ロス クルベス)'という高級住宅街の中にあります。
そこに行く手前にまず、'ロス アマンテス'という噴水がありました。これもバラガン建築の噴水です。
この時水は流れていませんでしたが、これはロスクルベスの共有地で、この土地に居る馬の為の噴水だそう、、、まさにここ一帯、お金の匂いがプンプンします。
もう少し先に進むと白い大きな壁が見えてきました。厳重な警備のもと案内されると、家主さんが出てきました。
意外にもザ・メキシカンな陽気なおじちゃん笑。カタコトな日本語もちょいちょい挟んでくる。
このおじちゃんが中々やり手というかなんというか、最初ぼったくられそうでした。笑
1人300ペソだと聞いてたのですが、「見学するには最低5人は必要だけど、私達以外にグループがいないから、5人分の1500ペソ(約1万)払ってくれ」と言われました。
いやいやいや、、、笑
メールで予約した時に、1500も払えんから他にグループ居ますか?大丈夫ですか?ってその時確認したやん、、、と思ってその旨を伝えたら「まぁ、しゃーないな、1人300でええで」っていう感じで落ち着いてくれました。
案の定中に入ると、他の見学者も居ました。きーっ!笑
まじ折れないで良かった〜
彼は「まぁまぁまぁ」という感じで私をなだめてくれましたが、物価が低いオアハカで生活している私は、今お金に対してシビアになっているので←本当に死活問題です。
でも加藤さんが撮影代も出してくれたので、ここの写真は撮ることができました!笑
ありがたや、、
厩舎なので、全てが馬スケール!
敷地がすごく広いです。壁が鮮やかなピンク色。
真ん中の紫2色のところは壁じゃなく、ドアです。
これは馬の為のプール。贅沢過ぎる、、、
「5分しか流れないからね!シャッターチャンスだよ」とおじちゃんは言ってましたが、確実に10分以上は流れていました。
この白い建物がおじちゃんの住んでる建物です。
元々バラガンは幼少の頃から馬が好きだったらしく、いつか人と馬が楽しめる空間を造りたいという夢を描いて出来たのが、このサンクリストバルの厩舎だそうです。ここにはおじちゃんの馬数頭と、ロスクルベスに住んでいる人たちの馬数頭がいるみたいです。
おじちゃんとは色々話が出来たので、最終的には仲良くなりました。笑
なんだか憎めない人柄です
スケッチ中の加藤さん
ここも街の喧騒とはかけ離れた静寂な場所で、とても居心地が良かったです。
バラガン建築は以上です。
充分に堪能出来ました。
もしメキシコに行く機会があれば、寄ってみることをお勧めします^^
なんといっても、
ルイスバラガンの素晴らしさ
素人の私でも感動する建築ばかりでした。
シティ滞在2日目に、まず'Casa Gilardi(ヒラルディ邸)'と'Capilla De Las Capuchinas(トゥルパンの礼拝堂)'へ行きました。
ヒラルディ邸はバラガンの最後の作品となった住宅建築らしいです。
今でも個人の家として使われている為、見学するには予約必須で1時間を目安として家主さんが案内してくれます。
ヒラルディさんは亡くなっていますが、この建築とその他のバラガンが作った家具やインテリアを残すことを条件に、同僚であった家主の旦那さんに家を譲ったそうです。
案内してくれた奥さん(家主さん)がすごくマダムな方で、私達は少し遅れて着いたのですが優しく出迎えてくれました。
ハッキリと分かるピンクの壁に、黄色い窓が印象的な外観です。
中は撮影禁止だったので(500ペソを払えば撮影出来ます)、以下はネットから拾ってきたものです泣
居間へと続く廊下
全部黄色に見えますが、右の壁色だけが黄色で、上と左が白色。
右側の隙間から光が差し込み、全体を黄色に見せています。左側にあるボールのオブジェ達は光を反射する為にあるそう。
その廊下の先には
居間があり、そこにプールがあります。
プールの存在自体もその配色も奇抜そのものですが、実際は写真の様に自然光と相まって、なんとなく穏やかで落ち着きのある空間でした。
何故居間にプールがあるの?と一応聞いたのですが「うん、分からない!」と言っていました。笑
「それは彼にしか分からない。彼の頭の中では常にやりたいイメージがあって、それを忠実に実現してきた」的なことを言っていました。
その他にも色々見させて頂き見学終了。
15分程歩いたところにバラガン邸もあったので、予約は出来なかったですが外観だけ見る為に行ってきました。
こちらの外観は意外にも地味←
入口付近にスタッフの方がいてダメ元で見学出来ないか懇願したのですが、「もう今日は閉館する」とのことでやはり出来ませんでした。が、「でも明日の午前だったら大丈夫かも!」みたいなこと言われました。笑
私達のシティ滞在期間中は「全部埋まってて無理です」ってネットでも電話でも言われたのに、さすがてーげー(テキトー)国メキシコ。
翌日の午前は既に別の予約をしていたので、アポ無しで行った方が入れた可能性あったかもね、と泣く泣くその場を去りました。
「またいつかメキシコに来なさいって神様が言ってるんだはずよ〜」と彼をいざなう私。笑
そして私が個人的に1番感動したトゥルパンの礼拝堂へ!
ベルを鳴らすとシスターが出てきて、こちらも大体1時間弱、案内してくれました。
元々一般の人には解放されてなかったのですが、バラガンが有名になってから見学希望者が殺到し、今では予約制で公開しているみたいです。が、撮影は一切禁止。
なのでこちらも以下の写真はネットから
この写真のように、私達が着いた時にも1人の修道女の方がお祈りを捧げていました。なので案内してくれた方も私達も小声でやり取りしながらだったので、少し厳格な雰囲気。
更に礼拝堂ということもあり、外からの音を遮断する造りになっているらしく、無音の空間がまたシビアさを増していました。
素敵なステンドガラスとオレンジ色の大きな十字架。このステンドガラスから入ってくる自然光によって、祭壇側にある壁に十字架の影を作っています。
時間帯によって太陽の高さが異なるので、それにより十字架の影も伸縮するそうです。
バラガンのカトリックに対する美学がこの礼拝堂に詰まっている気がします。
ここもヒラルディ邸同様、置いてる家具も殆どバラガンのオリジナルで、全体的に照明は少なく、自然光を使っている印象でした。
礼拝堂ですが、実際は修道院でもあるので、彼女達も2階にある住居スペースで生活をしているそう。
2階も見たいと言ったのですがさすがに許可が下りず、1階部分をある程度見せて頂き、最後に加藤さんがここの建物の本を購入して出ました。
出た後は2人ともしばらく余韻に浸っていました。
色、光、空間、、、全てが計算で造られています。居るだけで感性が研ぎ澄まされる気がしました。
翌日はラストのサンクリストバル厩舎。
次の記事!
昨夜、
彼が日本に帰って行きました。
恐らくあと数時間で着くかと思います。
到着の連絡待ちですが、無事に着きますように、、
すごく楽しい1週間でした。
私のたどたどしいスペイン語でなんとか色々周ることが出来ました汗
そしてこのまま今日、'エトラ'というオアハカの村に友達と行きたかったのですが、思いの外体が疲れているので来週に持ち越し、、今日は家でゆっくりしようかと思います。
今回の旅は、私のスペイン語の課題や、その他に勉強したいことも出て来たし、何より訪れる場所1つ1つが刺激的且つ魅力的で、色んな意味で収穫のある旅行になりました。
まだまだメキシコとオアハカの知らない部分もいっぱいあるかと思いますが、以前よりももっと好きな国、場所になりました。
そしてここまで来てくれた彼には感謝してもしきれません( ; ; )
日本にいる間「彼女がメキシコにいる」と言ったら、恐らく大体の確率で「なんでメキシコ?」とか「メキシコ絶対危ない」とか周りから言われてると思います。
もし私もその国を知らなかったら、同じ事を言うかと思います。
それに対していちいち応えるのも、彼の立場からすると面倒くさいだろうなぁとか思って常に申し訳ない気持ちはあるのですが、今回の旅で「すごく良い場所だという事が分かった」と彼も言ってくれたので、とても嬉しかったです。
最後の別れ際には応援の手紙も貰い、帰国までの残り1ヶ月半(は、はやい!)、ここでの勉強と娯楽を最後まで楽しもうと更にやる気がみなぎりました。
この1週間で訪れた場所を記録がてら、紹介しようかと思います。
すみません、怒涛のブログ更新になります←
Viva la vida! Viva la México!
日焼けしました笑
メキシコシティでは、
ほぼ建築巡りをする予定です。
メキシコシティは現代建築が多いらしく、魅力的なスポットがたくさんあります。
と言ってもシティの中心部はオアハカのセントロと比べ物にならんぐらいデカいので、全部を徒歩で周ることは無謀に近いです、、
そしたら交通手段で何が1番ベストかと言うと、Uberウーバーです
(メキシコではウーベルと呼ばれてます)
最近メキシコシティに行った友達が、
「DF(メキシコシティ=連邦区Distrito Federal のことを略してみんなDFと言います)はウーバー必須です!」
と激推しされたのですが、'たまツアー'←を組んでる途中でその意味が分かりました。
東京みたいに地下鉄が主流ですが、それだと各々の移動時間が最低1時間ぐらいはかかるので効率良く周れないことが発覚。
しかもタクシーにも色々種類がありますが「メキシコシティで外国人がタクシーに乗ったら終わり」と言われていることもあり笑、メトロより多少高くてもすぐ呼べて早く着くし、何より治安の面で「これはウーバーしかないな」と思い、すぐさまメキシコのSIMカードを購入しました。
オアハカでは学校も家も、その他のカフェ、レストランなどもある程度Wi-Fi環境が整っているのであまり問題は無かったのですが、知らない土地でウーバーを呼ぶとなるとインターネットが必要になります。
それ以前に私達が行きたい場所が見学前に予約必須な場所が多くて、電話をかける為にメキシコでの番号を持つことが絶対でした、、、
留学前にiPhoneをSIMフリーにしといて良かった〜(;o;)
行きたい場所に一応出来る限り周りたいですが、その中でも彼が1番行きたがってる建築家、ルイスバラガンの建築がとりあえず凄そう。
ルイスバラガン建築は全部予約必須だし、入場料も最低200ペソ(約1200円)〜、さらに撮影禁止で、撮影出来たとしても+500ペソ(約3000円)払わなければいけなかったり、、、
完全にオアハカではあり得ない価格。笑
しかし彼曰く建築業界では普通のことらしく、しばらくオアハカで生活してきた私がヒヤヒヤしています。
平日は50ペソ(約300円)も使わないので500ペソあれば10日間は生きれるなぁとか今は考えてしまう私ですが、果たして日本に戻ったらやっていけるのかすごく不安です←
少し話がズレましたが、メインであった'ルイスバラガン邸'は既に他の人で予約が埋まって見学出来ないという残念な結果に、、( ; ; )
そしてルイスバラガン建築の図面を集める為に(それを見ながら見学したいという彼の本気さ笑)、昨日図書館に行って色々見ましたが、唯一行かないバラガン邸だけの図面しか無いという、これまた残念な結果に、、笑
でも今日はシティの鬼デカい市立図書館に行く予定なのでそこで見つかれば良いなぁ∧( 'Θ' )∧
とりあえず今はバスターミナルに着き、これからシティの空港に向かいます。
想像以上に寒いです。
オアハカからバスターミナルまでの間、夜間なのでバスの中で寝てたのですが、起きたら膝の上に知らないジャケットが、、
なんと、隣の人がそっとかけてくれてたみたいです笑
日本に居たら起こらなそうな状況に度々あいます。
ここの人達は本当に優しくて、その優しさを素直に受け取り、それに対して常に感謝の言葉を伝えなきゃな〜とメキシコに来て思いました( ; ; )笑
そろそろ空港に向かおうかと思います。
またシティの写真も載せます〜
みなさんよい週末を!
私の学校は、
「Instituto Cultural de Oaxaca」
インスティトゥート= 学校
クルトゥラル= 文化
デ オアハカ
というセントロにある語学学校です。
私は未だにインスティトゥートで噛みます。
みんな略してICOと呼んでいます。
ここに決めた1番の理由は、学校に日本人スタッフが居るということでした。
前に居た女性スタッフの方は、私が来て約1ヶ月後ぐらいに退任されたのですが、今は新しい男性スタッフが駐在しています。
日本人スタッフが居るお陰で、日本人の生徒も来やすい環境になっているのです。
あとは学校の外観、立地も決め手の1つでした。
前にインスタでも載せたことがありますが、すごく可愛いのです。
カフェテリアの方
中庭も広いです
セントロにある学校としては緑も沢山あり広大な敷地なので、すごく開放感があります。
それもそのはず、学校になる前はホテルとして使われていたらしく、なのでこんなに広いんだなぁと納得した覚えがあります。
私も時々こんな感じで昼寝しています。
看板娘もいます
名前は「ウィーチャ」
我が物顔で机に座ったり
とても人懐っこいです
ウィーチャの写真まだまだいっぱいあるな、、笑
こういう立地なので、ICOでは時々結婚式も開かれるみたいです。
今週がまさにそれで、中庭に大きいテントを設営していました。ガーデンウエディング的な感じでめちゃくちゃお洒落でした。
写真を撮り忘れたので無いのですが、装飾や照明も、もうとりあえず全部お洒落!!笑
私の語彙力では言葉足らずかもしれませんが、お洒落だけども全体的にイキッていないお洒落さというかなんというか、、全てに対して自然な気がします。
それはここの人達に対しても言えることだなぁと勝手に思ったりしていますが、、
結婚式以外でも、ICOは時期によって色んなイベント場所として使われるみたいです。
ゲラゲッツァの時には、オアハカの村で働く女性の為のイベントがありました。
村の女性達が作ったカラフルなエプロンやテヒード(織物)が販売されていたり、
オアハカはチョコラテ(チョコレート)も有名ですが、カカオからチョコラテにするまでの工程を実演していたり、、、
↑これがまたすごく大変なのです(;o;)
ICOの学校の先生や事務の方達も、みんな本当に気さくで優しくて、平穏に過ごせています笑
周りにはレストランやカフェ、美術館、博物館、図書館、公園、色んなお店も沢山あります。
ICOはスペイン語を勉強する環境として、またオアハカの文化に触れる環境としてはすごく最適な場所だと思います。
帰国するまでに、もっと色々吸収したいなと思うたまきでした
あっという間に、
8月ですね!
オアハカ滞在も残すところ、あと2ヶ月ないぐらいになりました(;o;)
時間過ぎるのが本当に早いです。
日本に戻るのはもちろん嬉しいですが、ここを去る寂しさの方が勝ってる気がします、、、
これも今を楽しめているお陰です。
日々周りに感謝しながら、残りの期間も健やかに過ごしたいと思います。
そしてお陰様で、体調も良くなりました。まだ少し咳はありますが、今週末は久々に好きなお酒を飲んでいます。
そして私事ですが、なんと彼がメキシコに来ることになりました
聞いた時は驚きました笑
何故ならここの物価やホテル等は安いのですが、日本〜メキシコ間の航空券が高いし、まだ入社1年目の彼に対して「あ、あまり無理しないでいいからね(;o;)」と言っていたのです。笑
しかし入社1年目の今だからこそ夏休みもしっかり取れるらしく、どうせならということで来てくれることに、、、!すごくありがたい( ; ; )
それに便乗して←、迎えがてらメキシコシティに短い間ですが3日間滞在し、オアハカに一緒に戻ってくる予定です。オアハカ州以外出たことが無い私ですが遂にメキシコシティに!笑
ここに来る前にも、そしてオアハカの人達にも、メキシコシティは面白いスポットがたくさんあるから行ってきたら良いよとオススメされていたのです。
あと1週間後ですがすごく楽しみです。
そして相変わらずオアハカのメジャーな観光地にあまり行っていない私。
元々8、9月に行く予定だったので、彼が来るタイミングである程度行こうかと思っているのですが、その前にマイナーな観光地というか、最近ザ・ローカルな場所に連れてって貰ったので紹介します。
セントロからバスで約20分の距離にある村
'Huayapam' ウアヤパン
そこにある「Ecoturistico HUAYAPAM Park」という公園に行ってきました。
ピクニックやサイクリング、キャンプ等が出来る場所らしく、割と大きめな湖もあってすごく私好みの場所でした。
やはり山の天気は移り変わりが早く、着いた時は曇ってましたが
少しするとこのように!
人も少ないし、空気の澄んだ閑静な場所。とても落ち着きます。
馬もいます
湖の周りにはレストランがいくつかあったので、そこでご飯も食べれます。
これは「トラユーダ」というメキシコ版のピザみたいなもので、オアハカを代表する伝統料理のうちの1つです。
トラユーダはどこのレストランでも屋台でも、基本的にデカいです。
全部食べれた試しがありません。
手前にあるグァカモレ(ワカモレのこと)も美味しい〜
やっぱり色んな所で出てきますが、メキシコのグァカモレは本当に美味しいです。
ほとんどのグァカモレはハラペーニョという緑のチレを使ってるらしく、そのピリ辛な感じがたまりません。
友達は食後に、バナナを揚げた上にコンデンスミルク?がかかったやつも頼んでました。
カロリー超絶高そう
お、おいしい、、(><)笑
ついでにトイレも可愛いです
なんとなく、沖縄市泡瀬にある総合運動公園を思い出して懐かしい気持ちになりました←
さて、
ゲラゲッツァゲラゲッツァと前々から私が言ってきましたが、一体何なのか。説明してなかった気がします笑
毎年7月16日以降の2週の月曜日に渡り行われるイベントであり、オアハカ最大のフィエスタです。(なので今年は7月17日と24日でした)が、その期間中、または前後の週末も関連イベントが盛り沢山です。
元来は先住民がトウモロコシの神に豊作を祈る祭りでしたが、近年では色鮮やかな伝統衣装をまとった舞踊フェスティバルの要素が強いみたいです。
セントロの北西にフォルティンという丘があるのですが、そこにある'Auditorio de la Guelaguetza 'がメインの会場となります。
そこでは基本的に7.8つの地域のグループが、各々の伝統衣装を着て踊ります。
そして各グループの上演が終わる度に、その地域の特産品や踊りに使った小道具を客席に投げ入れるのです。
これはゲラゲッツァの言葉の起源からきているものです。
元々、'ゲラゲッツァ'はオアハカ州のサポテコ族の言葉で「互いに助け合う」→贈り物をする、という意味らしいです。
村人ならではの思想だと思います。
色々な踊りの中でも、特にパパロアパンという地域のパイナップルの花の踊り
'Flor de Piña'
と、サポテコの羽毛の踊り
'Danza de las Plumas'
は有名です。
このゲラゲッツァは、私がオアハカに来る前に一番楽しみにしていたお祭りです。
当初はメイン会場のアウディトリオで見ようかと思ってましたが、日本人の子が村のゲラゲッツァを見に行くとの事で、7月24日の最終日一緒に行きました
その村は
'San Antonino Castillo Velasco '
サンアントニーノカスティージョヴェラスコ
どうして村の名前はこうも複雑なのでしょうか
因みにこの村は刺繍が有名な村で、オアハカの中でも細かい刺繍が施されているのが特徴的です。
鬼刺繍の為、割と値が張ります。が、実際に小さい子供が着てるのを見ると本当に可愛いし、みんな自分の地域の服を着ててすごくほっこりした気持ちになりました。
ゲラゲッツァの前に時間があったので、サンアントニーノの近くのオコトランという村にもチラッと寄りました。
水色と黄色の配色が可愛い教会です。
オアハカの教会は本当に可愛いな〜
これは大きいメルカドです
トルティーヤ製造機
中々興味深い構造です。トウモロコシの香ばしい匂いがプンプンしてました。
一通り見て会場に向かって歩いてると、カレンダに遭遇!
このカレンダは果たして会場に着くのかが定かではなかったので、近くのある1人のおじさんに聞いたら「これについて行けば大丈夫!」との事で一緒について行きました。
私達はカレンダと共に会場に向かったのですが、このおじさん、その間に私達全員にビールをくれたり、会場に着いてからも何故かチケットを全員分買ってくれたり、上演中もビールを買ってくれたりゲラゲッツァの解説してくれたりと、、数々のおもてなし。笑
最後はセントロまで見送るという、本当にただのすごく優しい人でした。笑
そして17時頃、ゲラゲッツァが始まるとすぐに
羽のやつ!!!←
この羽、実際はすごく重いらしいです。その重さを感じさせないぐらい、みんなぴょんぴょん跳ねていました。
ちょくちょく花火みたいな、爆竹みたいなのが出てくるのですが、見てる側からしたら本当にこわい。しかし踊ってる人達や当の本人は普通、、、笑
少し見えづらいですが、
念願の、Flor de Piña の踊りも見れました。みんなパイナップルを持っています。やはり圧倒的人気です。そしてすごく可愛い、、(;o;)
みんなこれを楽しみに1年待ってたのだなぁと勝手に思ってしまいました。
そして全体を通して印象的だったのが、各地域の踊りが終わった後のこの場面
みんな必死に手を上げて、こっちー!と叫んでいます。
お菓子、パン、果物、帽子、スカーフなど、、、、あらゆるものが空中を舞っていました。
プレゼントを客席に投げ入れるスタイルは、ゲラゲッツァの醍醐味かもしれません。
日もすっかり暮れていたので、フロールデピーニャを見たらすぐに引き上げましたが、その時点で21時、、、その後も出番待ちしてたグループがいたので、まだまだ終わりそうにはなかったです。笑
帰りはオコトランまでトゥクトゥクに乗り、そこからセントロまではコレクティーボタクシーで帰宅しました。
楽しみにしてたゲラゲッツァを見ることが出来て本当に良かったです。
アウディトリオのゲラゲッツァの方が断然規模が大きく設備も充実していますが、サンアントニーノの会場の距離感やライブ感、たまに音響がグダグダでも指笛で応えるオーディエンスのアットホーム感など笑、私は好きでした。
沢山歩いたので疲労感がすごかったですが、この日はとても忘れがたい1日になりました。
では皆様、良い週末を!