独立記念日は、
毎年9月15.16日に祝うらしいのですが、今年はちょうど金・土曜日ということで、フィエスタ大好きメキシコ国民にとってはうってつけの週末です。
そして9月に入るとすぐに、街中がメキシコ国旗一色になります。
緑、白、赤
'独立記念日'ということを認識するまでは、てっきりクリスマスの準備をしているのかと思いました、、、
さすがカトリコの国、準備が早いなぁと思っていた私(*_*)
毎年15日の夜は「Grito de Dolores 」(苦痛の叫び)といって、当時の独立指導者であったイダルゴの演説を、メキシコシティでは大統領が、各州では州知事がソカロ(街の中心の広場)で行うそうです。
しかし今年は直前にオアハカ州とチアパス州で大地震があった為、2州ではそれが行われない、ということを学校の先生方も言ってたし、ここの家族も言ってました。
が、実際はあったみたいで、「しずかは何で行かなかったんだ、もったいない」とここのお母さんに言われてなんだか腑に落ちない感じでした←
いや、、無いって言ってたやん、、笑
なので私はソカロでは無く、別のフィエスタに誘われ行ったのです。
このフィエスタが中々のものでした。
場所はセントロにほど近い村'Guadalupe Victoria'という富裕層が住む丘の1番上に位置した家でした。笑
私達は何も聞いてなかったので、この時点でふっっつーの服で来たことにヤバいと気付いたのです。
メキシコは社会階級がはっきりしていると以前から聞いていたのですが、まさにその頂点に近いところを見ることが出来た気がします。
駐車場から来ると、、、
なんですかここは笑
ベタなメキシコのサンブレロ(帽子)と椰子の木にこの夜景
なんかライブバンドも2組いました。笑
メスカルを配り歩いていたセニョーラのつけまつ毛も国旗色。抜かりない
色んな意味でポストカードにしたい1枚です
これは独立記念日に食べられる'チレエンノガーダ'というプエブラ州の郷土料理。絶対食べたかったやつ!!
料理まで国旗色。
チレ(緑)、くるみのソース(白)、ザクロの種(赤)という不思議な材料の組み合わせですが、本当に絶品〜〜!
チレの中はピリ辛の挽肉が入ってます。
そして踊る
メキシコに来た時から思ってたのですが、メキシコ人は盛り上がると何故か輪になって踊ります笑
陽気な盆踊りが毎回ある感覚
輪の中心では代わりがわり人が踊るのですが、すぐ標的になる私。
ワークショップで習得した、サルサとクンビアのステップを披露することが出来て満足です。笑
(メスカルの力を大いに借りてますが。
日本に置き換えて考えてみたのですが、これらの光景は日本ではあり得ない、、
街中で国旗関連の雑貨を売る売店、車に国旗、ショーウィンドウも国旗の服、ドレスなど、、、
真っ白のウエディングドレスの正面に、日の丸がデザインされたやつなんて見たこと無いです笑
日本での'建国記念日'の存在が本当に薄いなぁと改めて実感しました。
海外で独立記念日を過ごせた事は、私にとってすごく貴重な経験になりました。